イスの座り方に気をつけよう!

デスクワークを行ううえで、正しい椅子の座り方を身につけることは、社会人としてのマナーという観点のみならず、健康を維持するうえでも大変重要なことです。

長くデスクワークに従事していると、肩こりや腰痛に悩まされることがありますが、これらの多くは椅子の座り方に問題があると考えられます。
猫背になっていたり、足を交差させて座るなどの体に負担のかかる姿勢を正して、重心を分散させる正しい座り方を身につけることで、ぐっと快適にデスクワークを行うことができるでしょう。

慣れるまでは意識的に姿勢を改善していく必要がありますが、慣れてしまえば体に負担をかけない姿勢が自然に身につくのではないかと思います。
疲れにくい姿勢を身につけて、集中力を維持することで、仕事の能率もぐっとアップします。

夏には効きすぎた冷房で肩こりや頭痛に悩まされたり、冬には暖房で乾燥したオフィスで喉を痛めたりと、なにかとトラブルの多いオフィスワークですから、まずは姿勢を正すという身近なところから、自身の体を守っていきたいものです。
自分の姿勢に問題がないと思っている方も、もしかしたら、疲れやだるさの原因は、歪んだ姿勢にあるかもしれません。
自分の姿勢を一度見つめなおしてみてはいかがでしょうか。

理想的な姿勢を作るためにまず、重要なのは椅子の高さです。
足の裏をしっかり床につけ、足首、膝、股関節が90度になるように調整します。背骨は緩やかなS字を描くように楽な体勢を維持します。腰を反らせた「気を付け」の姿勢は上半身に無駄な力がかかるのでよくありません。
パソコンのマウスやキーボードは、なるべく机の奥に置いて、肘や腕をデスクの上に置いて操作できるように調整しましょう。
こうすることで、肩や首にかかる負担を軽減することができます。

また、足を交差させて座ることはおすすめできません。脚の支えがなく、お尻だけで体を支える状態は、体の歪みの原因となりますし、膝が曲がった状態の脚には血栓ができやすくなり、思わぬ病気の発症を招くこともあります。
両足の裏がしっかりと床に着いていることを意識し、足を交差させる癖は改善しましょう。

ただ、正しい姿勢を維持していても、長時間同じ姿勢でいると少なからず身体に負担をかけることになります。
少なくとも1時間に1度くらいは立ちあがって歩いたり、クッションやタオルを使って負担が一部に集中するのを避けるなどの工夫も必要です。
体の凝りや痛みは、体からのSOSであると心得て、体をいたわることが大切です。