痔になるリスクが高い

デスクワークと痔の深い関係

痔はよく笑いの種として使われる病気の一つですが、実際に患ったことがある人にとってはとても笑えるどころのことではありません。

痔には痔核(イボ痔)という内痔核という直腸内部にできるものと、外痔核という肛門外部にできる二種類がある症状と、裂肛(切れ痔)という肛門内部に傷がついてしまう症状とがあります。

いずれも一度患ってしまうと座ったり立ったりするだけで強烈な痛みを感じたり、排泄時に大量の出血があったりしてかなり生活に苦痛を伴うようになってしまいます。

特にデスクワークを多くする人の場合には痔核症状が起こりやすく、そこにさまざまな要因が重なることで他の症状へ進展したり、簡単に治療ができない深刻な状態になってしまったりします。

普段からデスクワークに多くの時間をつかう人は、痔になりやすい環境にあるということをしっかりと理解しておくとともに適切な予防策をとっていくようにしましょう。

痔核がデスクワークによっておこるしくみ

痔核が起こる理由としてはいくつかありますが、それはいずれもデスクワークを多く行う人にとっては非常によくあることです。

例えば大きな理由となっているのが同一姿勢を長く続けることによる肛門周囲の筋肉への負担です。

人は体の構造的にどうしても座っているときには肛門を下に体重をかけるという姿勢になりますが、これが肛門と直腸に強い力をかけ続けることになり、そこから痔核が起こりやすい状況が作られてしまいます。

特に座る時に猫背がちになるとより肛門付近には強い力がかかるので、パソコンを使って仕事をしているときに画面をじっと見つめるような姿勢をすると痔核は起こりやすくなってしまうのです。

またデスクワークをしている人というのは一日の運動量が少なく、運動不足になりがちでもあるので、これが便秘の原因になり排泄時に余計な負担を肛門付近にかけてしまうことになります。

そこに仕事上のストレスが加わってくると体内の免疫力が低下し、ちょっとした傷や負担が大きな痔核を作り出す原因になっていってしまいます。

痔核にならないようにするためには

痔核にならないようにするには、まず「良い姿勢を保つこと」と「運動不足になるのを防ぎ、便秘を解消する」ということが最も有効になります。

ですがいずれもそうしようとして明日からできることではありません。

そんなときには痔核を防ぐことができるアイテムを使うのが便利な方法です。

まず座る時の姿勢を正すためのクッションやシートを利用するのがおすすめです。

穴あきクッションなど、座った時に自然と背筋を伸ばせるようにしてくれるアイテムや、肛門に負担がかからないようにしてくれるアイテムがあるのでお尻の下にしいて自然に痔を防げるようにしていきましょう。

また便秘を防ぐためにできるだけ食生活に気をつけ、規則正しいリズムで食事をとっていくようにしましょう。

もし痔核になったらできるだけ早めに受診をし、悪化するのを防ぐようにするというのも大切な予防策です。